2012年4月16日

社内に氾濫するモバイル・デバイスをマネージできていますか?

BYODをビジネス戦略の一部にするとき肝に銘じておくべき3点

ハンドヘルドやモバイルデバイスの急速な普及はビジネスに様々な恩恵をもたらしている。
社員は、昼夜なくワイヤレスで仕事の環境につながることで、生産性を飛躍的に向上させている。会社に置いてあるデスクトップコンピュータに縛られていた時代は、すでに彼方へと去った。ただし、これらデバイスの多くは個人所有であるため、企業は新たなリスクを抱えることになった。いやむしろ、企業は、これらのモバイルデバイスを管理できるようにさえなれば、利用可能なリソースを増やし、戦力増強を図ることができるということだ。

BYOD(Bring Your Own Device)のトレンドは、もうひとつの似た略語BYOB(Bring Your Own Bottle)と共鳴する。酒持ち寄りパーティは、企業のIT部門のチャレンジにはほとんど寄与しないが、その点を除けば、私物デバイス活用と似たような傾向を示す。

BYOBの賛否を挙げてみよう:
  1. ホストの金銭的な負担を減らすことができる(長所
  2. ゲストは、自分のライフスタイルや予算に合った飲み物を持ち込むことで、エンパワーされる(長所
  3. ゲストは、好みの飲み物を手に、より良い時間をすごすことができる。このことはイベントの成功率を高める(長所
  4. ゲストが持ち寄る様々な飲み物は、飲み合わせが悪いかもしれない(短所
  5. ホストは、パーティ全体を構成する様々なコンポーネントをコントロールしなければならない。つまり、酒を提供しようがしまいが、結果責任を負わなければならない(短所

BYOBが、モバイルデバイスマネジメントについてわれわれに示唆することは沢山ある。
社員は、自分のデバイスを使って仕事に取り組む自由を望んでいる。そして、このことはコスト削減に寄与する。しかし一方で、企業は、社員のモバイルデバイスで社内情報が取り扱われ、生産性が管理されることについて、新たなベストプラクティスを受け入れる必要がある。
もし、BYODをビジネス戦略の一部にするならば、次の3点を肝に銘じておかなければならない。企業と、企業の情報資産と、社員の生産性を守るために。

1.企業ポリシーの見直し
確かに社員は自分のデバイスを持ち込むが、そこで処理されるデータは会社のものだ。したがって、企業は、BYODにより増加するリスクをカバーする明確なポリシーを必要としている。デバイスのメンテナンス、サポート、アップグレード手順は、セキュリティ標準とともに、万一のデバイス紛失の際に備えるために重要。

2.自社アプリケーションの配備
ビジネス上の重要決定が、企業の管理下で適切になされるようにするために、適切なユーザアクセスを担保する、自社専用のモバイルアプリケーションが必要。これら企業アプリケーションは、あらゆる企業システム(クラウドであろうが、デスクトップであろうが)から、セキュアに、データを抽出し、また、交換することができなければならない。
<訳注:日本でも、「スマートフォン&タブレットの業務利用に関するセキュリティガイドライン」がリリースされている>

3.さまざまなデバイスやOSをサポートするプラットフォームの確立
社員にBYODを許せば、社員が即座にさまざまなデバイスを持ち込むだろう - iPhone、Android、BlackBerry、さらには、Windows Mobile。異なったOSと、モバイルアプリケーションに対するさまざまなレベルのサポート。社員は、これら全てに対応してほしいと会社に訴えるだろう。もし、企業が、モバイルアプリケーションのプラットフォームを持ち、開発したアプリケーションをすべてのデバイスで動かせるという前提がなければ、この要請に応えることは実務的に不可能だ。モバイルアプリケーションのプラットフォームは必須のツールなのだ。社員がどのようなデバイスやOSを使っているかに関係なく、モビリティを高めていこうとするならば。

モバイルデバイスを管理下に置くために、BYODトレン
ドを制限する必要はない。企業はBYODを許容することができ、しかも、それは、社員の選択や生産性を妨げることなく、企業の資産を守るような、十全な管理下において可能なのだから。

Regev Yativ
米国Magic Software Enterprises INCのCEO

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